AWS運用や認定資格の学習にはAWS公式の無料トレーニングを利用しよう!
初めまして。セールスアシスタントの工藤と申します。
春になり心機一転、新しいことや資格取得にチャレンジしたいと思っている方が多いのではないでしょうか?
AWSの認定資格は数あるIT系の資格の中でも人気が高い資格です。2月にターン・アンド・フロンティアのメンバーに加わり、本ブログの執筆時点でAWS歴2ヶ月の私も、現在AWS認定資格のクラウドプラクティショナーの取得に向け勉強に励んでいます。
今回はそんなAWS初心者の私がAWS学習におすすめのAWS公式トレーニングについてご紹介したいと思います!トレーニングの種類から、無料のデジタルトレーニングを受講する方法、実際にトレーニングを受けてみた感想までお伝えしますので、是非最後までご覧ください^^
目次
AWS運用や認定資格の学習に役立つ「AWSトレーニング」とは
AWSトレーニングは、AWSについて学びたい人のためにAmazonが提供している公式サービスです。オンラインで自分のペースで学習を進めるもよし、AWSの専門家によって育成・認定されたインストラクターの授業を受けるもよし、学習目的や学習環境に合わせて、メニューや形式を選んで受講できます。
無料のデジタルトレーニングは、Amazonのアカウントを作成するだけで誰でも利用できるので、気軽に始められますね。
無料のデジタルトレーニング
日本語字幕付きの講習動画を視聴するものや、説明音声(英語)付きのスライドを読み進めていくもの、テーマについての概要を読み進めて最後にテストをおこなうeラーニング形式のものがあります。
プロバイダーからのデジタルトレーニング
Coursera、edX、TRAILHEAD、UDACITYの4社で提供しているオンラインコースです。すべて英語で、日本語には対応していません。
クラスルームトレーニング
対面またはオンラインで行われる授業形式のトレーニングです。
プライベートトレーニング
対面またはオンラインで1対1で受けられる授業形式のトレーニングです。
プロバイダーからのデジタルトレーニングは日本語非対応、クラスルームトレーニングとプライベートトレーニングは授業形式でより理解が深まりそうですが、日程が限られていることと金額のハードルが高い… (〜数十万円するものも)。無料のデジタルトレーニングは、日本語に対応しているコースで絞っても160種類と充実しているので(本ブログ執筆時2021年4月現在)、まずはこちらから試してみるのが良さそうですね。
無料のデジタルトレーニングにはどんな講座があるの?〜レベル別でみてみよう〜
前述の通り、無料のデジタルトレーニングは日本語対応のコースだけでも160種類ととても充実していて、対象とする職種、経験のレベル、ドメイン(学習項目)でそれぞれ分かれています。参考に、どんなものがあるか少し見てみましょう。
経験のレベル:初級
- Introduction to Amazon Elastic Block Store (EBS)
- Migrating from MySQL to Amazon RDS
- Introduction to Amazon Quicksight
- Amazon ElastiCache Service Primer
- Introduction to AWS Billing and Cost Management
経験のレベル:エキスパート
- Amazon FSx for Lustre Primer
- Exam Readiness: AWS Certified Developer – Associate
- Auditing Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) Security
- Understanding Neural Networks
- Game Server Hosting on AWS
経験のレベル:アドバンスト
- Advanced Analytics with Amazon SageMaker
- Building Recommendation Systems with MXNet and GluOn
- Build a Text Classification Model with AWS Glue and Amazon SageMaker
- Using Amazon GameLift FleetIQ for Game Servers
- Exam Readiness: AWS Certified DevOps Engineer – Professional
全部英語やないかい!!と思われた方、安心して下さい。(笑)コース選択の画面で、それぞれのコースの概要、学習目標、どんな人向けか、などの詳細が日本語で、それもかなり詳しめに書かれています。
初級向けのコースは、主要なAWSサービスについてのイントロダクションが中心となっている印象です。また、それぞれのレベルの認定資格*(クラウドプラクティショナー、ソリューションアーキテクト、プロフェッショナル)の試験準備コースも用意されています。
*AWS認定資格について、詳しくは こちら のブログ記事をご覧ください。
デジタルトレーニングを受講する方法
それでは、実際にトレーニングを受講する手順を画面をみながらご紹介していきます。
① AWSトレーニングの概要ページ から「デジタルコースを受講する」をクリック
② 左のカテゴリでフィルターをかけることが可能です。(自分の受けたい講座を探しやすくて便利!)今回は「初級・クラウドプラクティショナー・日本語」で絞り込んでみました。この中から、受講したいコースをクリックします。
③ クリックすると、コースについての詳しい説明を見ることができます。受講するとどのような知識が身につくのかが詳細に書かれているので、自身の目的と合っているかを確認し、右上部に表示されている「開始」ボタンをクリックして受講スタートです。
AWSトレーニングを実際に受けてみた(AWS Cloud Practitioner Essentials Eラーニング)
クラウドプラクティショナーの認定試験に向けて2ヶ月間、参考書や問題集とにらめっこしてきた私が、実際に受けてみた感想はズバリ、「勉強しながら気分転換ができる…最高!」です。
明るいBGMにのせて講師の方がはつらつと英語でレクチャーしてくれる動画を観ていると、なんだか気分が上がりました。ずっと参考書の文字だけを読んでいると、普段読書の習慣が無い方は意識が遠くなってしまいますよね…そんな方に是非おすすめしたいです。
実際にマネジメントコンソール画面を操作しているところを見ながら学べたりするのも、参考書での学習ではできないデジタルトレーニングならではのメリットですね。イメージ図を使った説明なども分かりやすく、動きがあるので頭に入ってきやすかったです。
あとは、受講後に「おめでとうございます。〇〇を修了しました。」とメールが来たのも少し嬉しくなりました(笑)(トレーニングの修了証明書もダウンロードできるそう。)
コースによっては資料の日本語と音声の日本語字幕を同時に読まないといけない場面があり、追いつかないこともありましたが、巻き戻して何回でも繰り返し観れるので、安心して受講することができました。
AWSトレーニングはこんな方におすすめ(AWS運用や試験対策に!)
下記のどれかにひとつでも当てはまる方には、AWS公式のデジタルトレーニングをおすすめします!
- あいた時間に自分のペースで学習をすすめたい
- 特定のサービスについての知識をつけたい
- 学習にあまりお金をかけたくない
- 参考書での勉強に飽きた
- 英語が好き
まだトレーニングを受講されたことがない方は、是非一度ご自身の目的にあったコースを探して、AWSのサービスやAWS運用について学んでみてはいかがでしょうか。
「普段の運用や、AWSインフラの死活監視は誰かに任せたい…」とお考えの方は、弊社でお手伝いすることも可能です。 お問い合わせフォーム からお気軽にお問い合わせください!
元記事発行日: 2021年09月01日、最終更新日: 2024年02月28日