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AWS運用初学者、クラウドプラクティショナーに挑戦する 〜アラフォー文系女子編〜

IT業界で注目度の高いAWS認定資格。企業からのニーズも増加し、クラウドサービス初心者やIT業界未経験者でも気になっている方は多いのではないでしょうか?そんな筆者も営業部でAWSの仕事に携わることになり、まずはAWS認定資格の入門レベル「AWS認定クラウドプラクティショナー」に挑戦することになりました!

筆者は、すでにアラフォーという名の40代。コテコテの文系出身、IT業界未経験。自分で言うのもなんですが、「本当に合格できるのか??」という不安があります。でも絶対合格したい!!

そんな超初心者だからこその目線で、クラウドプラクティショナーの試験や勉強法についてご紹介したいと思います。

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まずはサンプル問題で自分の実力を知る。そして、危機感。

AWS業務に関わり3ヶ月。AWSの概要や主要サービスについて、だいぶ理解ができてきた? と思った時点で、AWSホームページの「トレーニングと認定」で提供されているサンプル問題をダウンロードして解いてみました。

当たり前ですが、とにかくアルファベット出現率が高い。文字化けか!?とツッコミたくなるくらいに似たような文字が並びますが、全てAWSのサービス名です。AWSのメリットの一つでもある165種類以上のサービス提供。AWSについて入門書で一通り勉強もしましたが、こんなサービスあった??見覚えある・・・けど分からない。と迷いまくりました。

結果は、6問正解/10問中

本試験ではこんな簡単な問題は出ない、といわれているサンプル問題で、この結果。しかも10問でこの疲労感。これは、やばい。入門レベルだけれども、知らないサービスはもちろん解けません。ちゃんと対策して勉強しなければ確実に落ちると実感しました。

AWS運用に関わるなら必須の基本的な知識!
AWSクラウドプラクティショナー認定資格の内容は?

クラウドプラクティショナーの資格は、AWS認定の12資格の中で基礎コースにあたり、AWSの主要サービスや基礎知識を証明できる内容になっています。そのため、エンジニアだけでなく、筆者のようにAWSサービスや運用に関わる事務、営業、経営者など全ての人にオススメされる資格です。

AWS認定クラウドプラクティショナー試験ガイドでは、推奨されるAWSの知識として ──

受験者は、テクノロジー、マネジメント、販売、購買、ファイナンスの分野で最低6ヶ月のAWSクラウド使用経験があることが推奨されます。

── とありますが、当社のメンバーの話や公開されている受験体験記のブログをいろいろ見ると、6ヶ月の経験がなくても、しっかり試験対策をすれば合格できる内容のようです。

とはいえ、試験の概要をみると、テクノロジーの比重が一番高い・・・。

分野試験における比重
分野1:クラウドの概念26%
分野2:セキュリティおよびコンプライアンス25%
分野3:テクノロジー33%
分野4:請求と料金16%

サンプル問題にも出題されていましたが、どんな時にどのAWSのサービスを使って構築、運用をするのか?というのは、しっかり理解しておく必要があります。なんとなく、で覚えておくと複数選択問題(5つの選択肢のうち2つが正解)やひっかけ問題で正解できなくなるので、とにかく正確に覚えるしかないですね。

受験料:1万2100円(消費税含む)

IT業界の資格の中では安いかもしれませんが、何度も払いたくはありませんよね。目指すは一発合格です!そこで、筆者が今実践している、合格した先輩たちに教えていただいた勉強方法を紹介させていただきます。

AWS認定合格者からオススメされた参考書の使い方

当社のAWS認定資格保持者の先輩たちからオススメされたのは、王道の試験対策テキストです。

勉強方法を紹介しているブログでは、必ず紹介されている定番の書籍。AWSの試験概要や学習方法、出題分野ごとに丁寧な説明があり、また、章末練習問題で理解度を確認することができます。筆者も、まずはこの本を読破することから始めました。

しかし正直、初学者には難しい!!実務に関わる部分は理解できるのですが、そうでない箇所については全然頭に入ってくる気がしません。次の日には記憶が薄れ、再度同じ箇所を読む、という非効率的な学習時間に40代記憶力の限界を感じました。

そこで、先輩に再度勉強方法について相談し、思い切ってこの本は逆引き辞書として使うことにしました。どういうことかというと・・・

Udemy https://www.udemy.com/

上記サイトで提供されているAWSクラウドプラクティショナー講座で、とにかく問題を解きながら理解する勉強法に変更しました。

実際に購入したのは、こちらです。

「この問題だけで合格可能!AWS認定クラウドプラクティショナー模擬試験問題集(7回分455問)」(有料)

〈全7回分の模擬試験〉

  • 高難易度レベル 2回
  • 基本レベル 2回
  • 応用レベル 3回

スマホアプリで隙間時間に学習が進められるので便利です!一問ごとに丁寧な解説もあり、サービス内容の確認だけでなく、どうして間違いなのかも理解できます。筆者は、この問題を何回か繰り返すことで、だいぶ知識が定着してきました。

また間違えた問題や曖昧なキーワードを、試験対策テキストの索引で逆引きして関連箇所を読み、知識を枝状に広げる工夫をしています。

AWS運用初学者のクラウドプラクティショナーへの挑戦(まとめ)

参考書→模擬試験の勉強方法に早々に挫折し、模擬問題を解きながら参考書で確認する勉強法に変えてから、順調に試験対策が進んでいます。記憶力に自信がない、勉強習慣がない方には、この方法がオススメです!

筆者もこのまま、模擬試験で90%正解ができるまで何度も繰り返し学習し、来月試験の合格をめざします!!

2020年5月より、AWSクラウドプラクティショナーの試験はピアソンVUEを利用して、自宅や職場でオンライン受験ができるようになりました。より挑戦しやすくなった今、ぜひ皆さんもAWS認定資格に合格して自分のキャリアに役立てましょう!

元記事発行日: 2020年10月16日、最終更新日: 2024年02月28日

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